今年一発目のレンタカードライブは嘉津宇岳から始まりました。
沖縄といえば海のイメージする人が多いかと思いますが、やんばるの森も良いものです。今回の目的地である嘉津宇岳は名護市勝山にある標高452mの山で、沖縄本島では3番目に高い山となります。
毎度お世話になっている名護バスターミナル傍にあるレンタカー屋さんからは車で12分で行けちゃいます。
標高270m辺りに駐車場があり、そこにある登山口からは徒歩で頂上を目指します。
駐車場は広いので問題なく駐められると思われます。
トイレはありますが自販機はありませんので、暑い日に行く時は事前に飲み物を持参していくことをオススメします。
駐車場には展望台もあります。
ここからの景色はどんなんだろう・・・。
名護湾がしっかりと見えて、この辺からでも良い景色を楽しむことができます。
なかなか良い眺めではないですか。
こちらが登山口になります。
AM9:00くらいでしたが、先着6台の車がありました。
誰かが近くにいると思うとちょっと安心します。
事前に調べていたので知っていたことではありますが、こんなに綺麗に整備されている道はほんの入口だけです。海ばかりで山登りは初心者なので、この後は結構キツい道中に四苦八苦するのでした。
確かにゴツゴツ岩が多くて、残っていた昨晩の雨で滑りやすくなっていました。
サンダルで行くのは絶対やめるべきですね。そんな人はいないか。
所々にあるこの赤い印が正解の道案内になります。
多少足下が悪いものの、こいつがあれば大丈夫だなとこの時は思っていました。
更に進んでいくともう道になっていません。どっちに進めばいいんだ?
命綱の赤い目印は?
ちょっと進んで見当たらない時は一度戻って、どこかに赤目印がないか探しながらの山登りでした。
ホントにこっちでいいのかと不安になるものの、遠くから聞こえてくる人の話し声で不安な気持ちがちょっと救われます。また途中で帰る人と出会うと「こっちで大丈夫だ」と安心するのでした。
赤目印がある。
登山ってこんなにドキドキするものなのか。
もうこの辺だとパッと見ではどちらに進んでいいのかわかりません。
過去に遭難者が出たというのも納得してしまいました。
なので暗くなる前には戻って来られるように計画した方が良いと思われます。
ここはロープが張ってありました。
大きな穴があったので立入禁止の意味なのでしょうね。
赤い目印はどこだ?
鋭利になっている岩山ばかりでほぼ四つん這いでの行動になりました。
ここで実はスネをちょっと切ってしまいまして。
痛いなぁと思っていたのですが、帰宅してから結構な出血していることが判明しました。
やっと視界が開けてきました。
もう少しだ。
岩山をしっかりと掴みながら足下も確認して「ファイトー!いっぱーつ!」
っていう気分で登りました。
めっちゃ気分爽快です。
名護湾、名護の街、やんばるの森が眼下に広がっています。
嘉津宇岳は円錐カルストと言われる地形でグルッと360度を見渡すことができます。
振り返ると八重岳、羽地内海、古宇利島が見えます。
多少視界がガスっていますが、天気も良くて気持ちが良いです。
険しい山道を登ったので余計にそう感じます。
ちなみに駐車場からこちらの山頂までの所要時間は約30分でした。
色々撮影していたら山頂に一時間近く滞在していました。
遠くをずっと見ていたので、ちょっと視力が良くなりそうな気分になりました。
インスタグラムでは写真右側にある岩に登って自撮りしている写真も結構上がっています。落ちると危険なので自己責任で。
ずっと眺めていたいのですが次の目的地に向かう為、下山しようと思います。
帰りも大変なものの、少し余裕が出てきたので行きでは気づかなかったこんな植物の実を観察したり、撮影したりしていました。
綺麗で可愛い花があちこちに咲いていました。
行き道中の余裕の無さが顕著になりました。
帰り結構登って来る人も多くなって、不安もなくなりました。
でもちょっと離れたところからは「もう登山はイヤだ」と口論になっているカップルがいたり、「頂上はもうすぐですか?(まだまだ先ですよ)」と尋ねてくる人がいたり。
夏は暑さでキツいかもしれませんが、冬は登山もいいかもと思いました。
そしてこちらで初日の出を見る為に来られる人もいるとか。
午後からは本部町の八重岳に向かいましたので、次回の記事にしたいと思います。
今日はここまで。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。