実はこの石垣島に行ったとき、ちょっとしたトラブルがありました。
宿に着いてキャリーバッグを開錠しようとして鍵をクルッと回そうとしたら「アレッ、回りにくいなぁ」もうちょいグッと力を入れたら鍵がボキッと折れてしまいました。
鍵の先が鍵穴に残ってしまい、さぁ大変!!
宿の女将さんに聞いて、工具がないか確認したところそういうものがないらしいので、とりあえずハサミを借りることに。
鍵穴から1mmくらい折れた鍵の先が出ていたので、ハサミの先で挟んで引っ張ったら10分くらい格闘した結果、何とか鍵穴から引き抜くことができました。
折れた鍵の先は抜けたものの、どうやって開錠しよう・・・。
知恵をお借りしようと明日からお世話になるダイビングショップのオーナーさんに電話して相談したのですが、過去にキャリーバッグが開かなくなったお客さんが取った行動は、①ファスナーの辺りをカッターで切ってしまう、②バッグを破壊してしまう等があったようです。
私のキャリーバッグは〇ロテックス製のハードケースで、TSAロックというものでカッターで切ることはできないし、頑丈なので破壊も難しい。う~ん、どうしよう。
右写真のタイプなら切ることができるのですが、私のは左写真のタイプなんです。
ネットで検索して「鍵のトラブル屋さん」に電話してみようと思ったのですが、既に18:00前。ダイビングショップの方も女将さんも石垣島でこの時間にやっているところはないと思うよとのこと。
でもダメモトで電話をし続けること10件目くらいで、既に営業時間外でしたが通じたお店が・・・。
店主が既に外出していたらしく、1時間くらいの待ち時間と手数料¥5,000(外出先からタクシーで向かってくれるとのこと)で、背に腹を変えられない状況なので依頼することに。
待つこと1時間くらい。先に奥様が工具を持って先着し、店主さんが遅れて宿まで来てくださいました。
その結果、ものの5分程度で開錠することに成功しました!!
いやぁ~絶体絶命の危機だったので、泣けてきました。
翌日のダイビング休憩中にこの件について昨日は大変でしたねぇとダイビングショップのオーナーさんと話していました。
するとゲストの一人にリゾートホテルで勤務されている方がいらっしゃって・・・。
最近は毎日のように①鍵が開かない、②そもそも鍵を忘れた、③鍵を間違えて持って来た等のトラブルがあるそうです。ほとんどが外国人観光客のようですが。
ちなみに鍵が折れたというのは聞いたことがないそうです。
で、そういう時どうしているかというと・・・
鍵がなくても安全ピンがあればだいたい開錠できるようでして。
素人には無理ですが、そういうスキルを持っている方がだいたいどこのホテルにもいらっしゃるようで、開錠用の安全ピンを常備しているらしいです。
よくわからないですが、安全ピンが一番やりやすいとのことでした。
ホテル宿泊される方で、こういうトラブルが起こったらフロントの方に相談してみてください。運が良ければ開錠してくれると思いますよ。
キャリーバッグが開かなければ三脚も取り出せないし、星空撮影もできませんでした。
よかった、よかった、というお話でした。