8/13はペルセウス座流星群の活動が極大になります。
12日深夜から13日明け方、13日深夜から14日明け方辺りの時間帯が見頃のようですよ。
ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群の一つです。しぶんぎ座流星群はちょっとしょぼいので二大流星群でいいんですけど。
今年は満月期に近い月がほぼ一晩中夜空を照らすため、極大時刻が日中であることと合わせて条件は良くないようです。見晴らしが良く空気が澄んだところで1時間あたり20個前後と予想されています。
今日は2年前になりますが、冬のふたご座流星群を撮影しに国立天文台がある長野県野辺山に行った時の写真を紹介していこうと思います。
野辺山は長野だと知っていたのですが、隣駅の清里は山梨だったとつい最近知りました。清里はずっと長野だと思っていたのですが・・・。
車のない私は野辺山までは東京⇒中野⇒高尾⇒小淵沢⇒野辺山と電車を乗り継いで4時間ちょっとで行きます。新幹線は高いので使いません。
野辺山駅はJRの線路で最も標高の高い地点(海抜1,375m)にあり、空気が澄んでいて光害が少ないので星空三大名所の一つでもあります。ちなみにあと2つは沖縄県石垣市と岡山県井原市美星町になるらしいです。
宿泊場所はこの時で2回目になる「ドライブ気分」さん。
オーナーさんも星が大好きな方で講演などもされているようです。
そして夜は星撮影する方用に出入り自由でお風呂も朝までは入れて、夜中はおでんか鍋を用意してくれています。星撮りにはとても最高な環境でした。
そして撮影場所はこのペンションから歩いて5分なので、トイレもすぐに行けて、カメラの充電もすぐにできて体も温められるという好条件でした。
この日は天気予報の最低気温では-15℃とめちゃくちゃ寒い日でした。
ニュースでも日本で一番最低気温が低いのは野辺山と言っていたくらいです。
びっくりしたのがうっかりカメラバッグにコンタクトレンズの保存液を入れていたのですが、ペンションに帰ったら凍っていました。三脚も凍ってしまって、素手で触ると皮膚を持っていかれそうでした。
F:1.8 SS:30秒 ISO3200 という条件で撮影。
写真右側に2つ流星が写っていますね。
写真左側ギリギリに写ってくれています。
もう一台ではグルグル写真を。星が多過ぎて目が回りそう・・・。
そして野辺山と言えば「ヤマナシの木」です。向こう側は八ヶ岳のナイタースキー場の明かりがありますが、とても印象的な絵になります。ヤマナシの木の上に小さく流れ星が。
こちらもヤマナシの木の上に。
こちらは木の右上に。
天の川のところに小さく見えますね。
そして最後は悔しい~!!、惜しい~!!
火球クラスの流星が。大変残念ですが、一部フレームアウトでした。
あまりに悔し過ぎて周りの人が振り返るほどの大きな声を上げてしまいました。
さぁ、今年は13日の夜に出かけようと思います。まずは天気ですが、晴れているところへ向かおうと思いますので今のところ場所は未定です。
今回は台風が接近しているので、厳しいかなぁ・・・。