2月中は毎週中日ドラゴンズの春季キャンプへ足を運んでいましたが、この日は練習試合に後ろ髪を引かれつつホエールスイムに行ってきました。
ホエールスイムは数年前から那覇発のツアーが広まり、朝出航して約7~8時間かけてクジラを探して見つけたら海には行って観察するようなツアーになります。
那覇以外では沖永良部島や奄美大島でも開催されていますよ。
ちなみにホエールウォッチングは沖縄本島北部でも開催されていて、一緒に泳ぐことはできず、船上でクジラやそのパフォーマンス(ブリーチング等)を観察するツアーです。
これは数年前に北部でのホエールウォッチングで撮影した写真になります。
豪快なブリーチングに船上は大歓声に包まれます。
クジラの大きさやクジラが海面を打ち付ける爆音に大感動です。
「海は寒いよ~」という方はウォッチングの方がオススメです。
一方のスイムは水温21~23℃くらいだと思うので、5mmウェットスーツがないと結構寒いと思います。フードベストがあればなお良しです。
シーズンとしては1~3月いっぱいくらいになって、3月に入るとちょっとずつ頭数も減ってくるようです。
私たちは7:30くらいに那覇の港を出港してクジラを捜索しました。
港を出て5分くらいで見つかることもあれば、2~3時間探してやっと見つかることもあるそうです。
クジラは哺乳類なので約20分に一度くらいに海面に上がって呼吸をします。
その時のクジラの背中や潮吹き(ブロー)を探します。
これも過去写真ですが、このような飛沫を見ることができます。
この時の海況は凪だったので見つけやすいですが、波が高かったり、風が強かったりすると見つけるのも難しくなります。
ガイドさんが目を皿のようにして探してくれていますが、我々ゲストを四方八方に目を配って探しています。
ちなみに船上でスマホ等近場を見ていると船酔いしやすいので、クジラを探して遠くを眺めていると酔いにくくなります。
酔いつながりでオススメする酔い止め薬は「アネロン」が最強だと思います。
どこのダイビングショップでも勧められる日本代表の薬です。
酔い止めは酔ってしまった状態を直すものではなくて、予防するものなので乗船30分前には服用しておきましょう。
ダイビングショップなどで仲の良いショップが連絡を取り合ってクジラの情報をやりとりして見つけたら順番に海に入ります。
私たちの船にもクジラがいるよという情報が入って、そちらへ向かいます。
クジラは大きい音に敏感に反応して逃げてしまうので、注意事項として①入水はソーッと音をたてずに、②泳ぐときはフィンで海面をバシャバシャしないなどのレクチャーを受けます。
クジラを見つけた私たちもガイドさんに続いて泳いでいきます。
おーっ!デカい!
いきなり見ることができてとりあえずは最低限は達成。
だいたいは見ることができるのですが、やはり自然の生物なので会えない時もあるのです。この子はすぐに移動してしまったので、追うのはやめて他の個体を探すことにしました。
次は親子クジラに遭遇できました。
子供はお母さんほど息が続かないので、何度も水面に上がります。
そのため我々からすると観察するチャンスが増えるのでありがたいです。
めっちゃ近くで観察することができました。
クジラを撮影するときはワイドレンズかフィッシュアイレンズがなければせっかく接近できても全景を写すことはできません。広角レンズの持参をオススメします。
子供は小さいのでお母さんに一生懸命ついていっています。
お母さんが子供の浮上のお手伝いをしているのかな。
沖縄にしてはちょっと透明度低めでしたが、それでも15mくらいは見ることができて、時折強い日差しもあったのでなかなか良い写真が撮れたなぁととても感動したスイムになりました。
今日はここまで。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。