父島南西沖の小さな無人島「南島」。
父島のガイドブック等は結構この島の写真が表紙になっていることがあります。
上から見るとこんな感じで見えます。下には有名な扇池が見えます。
思わず深呼吸したくなる景色ですね。すべてが洗われるような気がします。
池といっても海と繋がっていますから海水です。この時はいませんでしたが、ネムリブカがいることもあるらしいです。
一般観光客の方は父島発の南島ツアーでボートから岩に飛び乗って渡りますが(桟橋がないらしいです)、私たちダイバーはウェットスーツを着用していますし、海を泳いで上陸します。
海はベリークリア。
私たちは海から来ましたが、一般の方は靴の裏を洗わないと上陸できません。
しかも上陸できるのは1日最大100人までという制限があります。
これもこの大自然を守るためなんでしょうね。なんといっても世界遺産ですから。
このキャタピラのような砂の跡はウミガメの足跡のようです。ここはウミガメの産卵地になっているようです。じゃぁウミガメがいないかと探していると・・・。
いました。まだよちよち歩きの赤ちゃんです。早く広くてきれいな海に行ってね。
こんなに小さな生き物が大海に出るなんてすごいなと思いました。勿論多くは大人になれないのでしょうけど、自分を守るのは自分のみ。自然界は厳しいなぁ。
ビーチにたくさん転がっているのがヒロベソカタマイマイの殻。
既に絶滅しているカタツムリの殻のようです。「記念に一つ持って帰ろう」としてはダメです。自然保護のため、持ち出し禁止になっています。
上に登ってみるとこちらも絶景。何といっても海の色が良いです。
多分一般観光客の方はこちらから来られると思います。
帰りはイルカに遭遇。
お、こっち向いた。御蔵島のイルカもですが、結構カメラ目線してくれます。
フィッシュアイレンズはよく覗き込んできますよ。
一番左のイルカは子供かな。
海況も穏やかなんで海面にイルカの姿が鏡のように映っています。
天気が良いと海に太陽光が差し込んで、イルカの背中に光の波紋のようなものが映ります。これが好きで天気が良い日はよく狙って撮影します。
最後は兄島海中公園
ここは浅くて透明度も抜群。
魚もたくさんいるシュノーケリングスポットです。
餌付けしているのかなと思うくらいたくさんいます。
最後はそんなたくさんの魚たちと戯れるみなさんの写真を掲載して小笠原旅行記を終了したいと思います。
それではまた!!