最終日はカンクンに移動してチチェンイッツァに行ってきました。
道中にはバシャドリという街があって、スペイン領時代の名残で街がヨーロッパ調な感じでデザインされています。写真がないのが残念ですが。
天文台「エル・カラコル」。
丸いドームがマヤの天文観測台だったらしいですよ。
尼僧院東館。
カンクンのチチェンイッツァには「エルカスティージョ」というピラミッドがあります。
このピラミッド、頂上まで登ることができるんです。
と言いつつ、実は現在登れなくなったんですけどね。
真横から見ると普通に45°って感じですが(もうちょい急かな??)、目の前まで行くとまるで断崖絶壁です。
上まで登りきって、「さぁ、降りよう」と思ったら怖くて降りられなくなった人、手とお尻をつきながら一段ずつ降りる人、様々ですが、私もホントに怖くて足が震えたのを覚えています。
実際に転げ落ちて大怪我した人もいるみたいで、実は木陰には救急車が常時待機しています。
頂上で、人間に負けじとピラミッドを登ってくる勇敢なイグアナを発見しました。体長40cmくらいの子供のようで、まだ可愛い(??)段階です。
別に危害は加えないので、怖くなかったのですが、あの急斜面を降りるのはホントに恐怖です。
このピラミッド、実はスゴイ仕掛けがあって、この頂上までの階段は91段あり、それが4面で364段。そして頂上を合わせて365段になります。
365⁇ 何かの数字に・・・、そうです。これは1年間の日数になり、ピラミッド型の暦のようなものなんです。
ここからがすごいのですが、このピラミッドの階段に太陽光が当たったときに出来る影にヒミツがあるんです。
実はこの階段の最下段にはククルカン(羽の生えた蛇)の頭があって、階段にできる影が「ククルカンが天から降臨している」ように見えるのです。
しかもこれは秋分の日と春分の日の年に2回だけ見ることができるよう太陽の角度、ピラミッドの角度等が計算されて建造されたようなんです。ホントに精密にできているんですね。
これがその写真。写真はパンフレットのものを取り込んだものです。ピラミッドの左側階段がその様子です。小さくてわかりづらいでしょうか?
コスメルツアーはここまで。
きょうも最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。