さて移住先の名護市から久しぶりの那覇市に来ておりますが、何が目的かというと「ホエールスイム」に参戦することでした。
ホエールウォッチングは結構経験があるのですが(多分20回くらい)、ホエールスイムは初体験となります。
沖縄の1月から3月にかけての冬の時期に見られるのは「ザトウクジラ」という種類で、沖縄には繁殖活動の為にやってきて、4月には北の海へと帰って行くと言われています。
ホエールウォッチングは国内では小笠原諸島や沖縄の座間味島が有名で、本島周辺でも目撃されています。美ら海水族館辺りでも双眼鏡等で探しているとクジラを見つけることができるらしいですし、運が良ければ近くのビーチからも見ることができるようです。
「ホエールウォッチング」の醍醐味といえば、こんな感じのダイナミックなブリーチを鑑賞して、巨体を大海に打ち付けた時の爆音、波飛沫など感じることができて見応えたっぷりです。
上の写真は昨年撮影したものですが、ブリーチは毎回見られるわけでもないので、見られたら大興奮間違いなしです。
そして、今回は「ホエールスイム」といって、シュノーケリングの3点セットだけでクジラと一緒に泳ぐというアクティビティになります。
今までホエールスイムというと国内では「奄美大島」と「沖永良部島」くらいで沖縄本島ではあまり聞いたことがありませんでした。5年くらい前から沖縄本島でも少しずつ始まっていたようです。私が知っている限りでは沖縄本島では那覇発ツアーくらいです。他はスイムではなくウォッチングになるので結構レアな体験となります。
クジラは自然の生き物なので、ウォッチングにしろ、スイムにしろ、大海原の中でクジラのブロー(潮吹き)やテールを探すことになるので、スタッフ、ゲストみんなが遠くを眺めて発見次第報告して泳ぐ準備をします。
一緒に乗船していたゲストの方がホエールスイム5回目とのことでしたが、過去の4回はクジラを見つけることすらできず、ウェットスーツ着ているのに海に入ることすら出来なかったらしいです。なかなか過酷だなぁと思いながら、今回はどうなることやら。
しかし、今回は他のショップが先に発見してくれて、那覇の港近辺でゆっくり遊んでくれる親子がいるとの情報を共有して頂きました。
まずは「デカーい!!」。これが最初の印象でした。
すぐそばにいる人と比較しても大きさが全然違いますね。
子供クジラでも相当大きいですよ。
子供クジラが一生懸命泳いでいる下をお母さんクジラが見守りながら泳いでいるようでした。
こんな風に一度深く潜ってしまうと20~30分は上がってこないので、私たちはボートに上がってしばらく待機することになります。クジラは哺乳類で水中では呼吸ができないので、定期的にまた水面に浮上してくるんです。
ちょっと場所を変えて他の親子クジラと泳ぐことになりました。
子供クジラが泳ぐ練習しているのかグルグル同じ所を回るように泳いでいて、お母さんクジラは深いところで見届けているようでした。
するとお母さんクジラも浮上してきました。
やっぱりお母さんは大きいです。そして近づくと結構コワイです。
私はミラーレス一眼でしたが、こんな風にGoproを持っている人が多いです。
水の抵抗が少なそうでちょっと羨ましくなってしまいます。
ボートに上がるとみんな大興奮で大盛り上がりでした。
みんなランチの準備をしておきながら誰も食べないというほど夢中になっていました。
皆さん夕方下船してから食べていました。
ビギナーズラックというか一発目でこれだけ楽しむことができてとても幸運でした。
盛り上がり過ぎて、帰りのバスでは思いっきり爆睡で気が付いたらもう名護市内でした。終点の名護バスターミナルまでだから気にせずに眠れるんですけどね。
今日はここまで。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。